
1月の黒酢歳時記の特集は「冷えが大敵!黒酢で冬の腎臓対策」と題して腎臓がテーマです。
今月号の健康アドバイスの項でも触れましたが、東洋医学では腎臓は冷えに弱く、冬に傷め易い臓器と捉えています。東洋医学的な捉え方はそちらに譲り、本特集では一般的な腎臓に関するデータや情報と共に、対策としての健康医学の実践法を中心にお伝えします。またこの実践は腎臓病だけでなく、他の生活習慣病全般とも共通した対策としてお勧めできるものです。
冬本番の1月、この特集を年の始めの皆様の健康作りにお役立て下さい。
■腎臓病は生活習慣病。日本人の死亡原因の第8位
左記グラフは平成18年の日本人の死亡原因ベストテンのグラフです。
腎臓病の最近の定位置はほぼ 8位、毎年2万人以上の方が亡くなっています。
そして腎臓病だけでなく、症状が出た場所が違っていても同じ原因である2位の心臓病と3位の脳卒中、それから9位の肝臓病、グラフ圏外の11位の糖尿病などは不健康な日常生活、とりわけ食生活の偏りに原因がある生活習慣病といわれています。又死亡原因 1位のガンも生活習慣の変化に起因する種類のガンが増加し、以前とはその構成が大きく変わり、やはり生活習慣病と考えられています。
しかもこの数値は最終的な死因のみがカウントされるため、実際は単独の疾患だけを患うというよりも、複合的に、例えば腎臓病と肝臓病と糖尿病が併発しているなどの場合が 多く、死亡原因のデータ以上に患者数が多いのが実態といえます。
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■沈黙の臓器 腎臓
さて今回のテーマの腎臓には片腎で100万個、両方で200万個のネフロンがあります。
ネフロンとは糸球体と 尿細管の1対の組織をさし、それ自体が小さいけれど精密な濾過器として機能しています。糸球体で血液を濾過して原尿(=オシッコの元)を作り、尿細管で有用物(水分と栄養)を再吸収して、不要物がオシッコとして排泄され、体内の環境を保っています。腎機能の低下とは機能しているネフロンの数が減少すること。しかし腎臓はキャパシティの大きな臓器で、通常はネフロンの1割くらいが稼動してその機能をまかなっています。
ですからネフロンの一部が障害を受けても、機能の低下がなかなか表に表れません。症状が出てきたときにはかなり進行している場合が多く、その意味で「沈黙の臓器」とも言われています。
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■老化に伴って健康人も腎機能は低下する
今回はこの脂肪肝に対する黒酢の機能研究を紹介します。使用したのは当社の黒酢の有効成分を濃縮した液体の黒酢エキスで、当社製品の黒酢アミノ酸エキス(RVE21)や黒酢カプセル(アマンα)の原料に使用しているものです。
ネフロンを構成する糸球体は毛細血管の固まりのような構造をしているため、腎臓は別な言い方をすれば、毛細血管の固まりともいえます。人間は健康人でも年齢を経ると自然な老化現象としての動脈硬化が 進行するため、毛細血管の固まりともいえる腎臓も自然な老化現象の影響を受け、腎機能が低下します。
一説には20代の腎機能を100とすると、60歳代で80%、80歳代で60%に機能が低下するとも言われています。
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■腎機能の低下を加速させるドロドロ血液
腎臓は生活習慣病の3大危険要因である高血圧や糖尿病、高脂血症の影響を強く受ける臓器です。これらの疾患は代謝不良のドロドロ血液や動脈硬化と密接な関係があり、毛細血管の固まりともいえる腎臓のネフロンに強いダメージを与え、自然な老化現象に伴う機能低下を大幅に加速させます。
例えば腎臓病の食事療法では塩分が大幅に制限されます。これは余分な塩分を排泄するために腎臓がオーバーワークになって負担が増えることに加え、塩分の過剰摂取による高血圧がネフロンに強いダメージを与えるからです。その意味で腎臓病の基本的な原因は他の生活習慣病と共通しています。
そして腎臓病の予防や改善のための対策も他の生活習慣病と共通する対策が多くあります。健康な腎臓のためには健康的な日常の生活習慣、特に食生活の改善と共に、代謝不良のドロドロ血液を解消し、サラサラ血液の実現と全身の血液循環の改善が重要となります。 |
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■人工透析患者は毎年1万人以上増加
現代医学における腎臓病の一般的な治療法は食事療法と薬物療法です。腎臓病の場合、失われた機能(=ネフロンの減少)は回復しないと考えられているため、治療の基本的な考え方は残った機能を少しでも保存(それ以上減らさない)ということになります。その食事療法は単純に何かを制限すればよい・・ということではなく、蛋白質や塩分、カリウムの摂取を制限しながら、エネルギー(=カロリー)は確保するという、辛く又難しいものになります。
その意味では現代医療では腎臓病に対して劇的な改善をもたらす、決め手となるような治療法が無いともいえるのです。更に腎臓病が進行して末期の腎不全になると、一気に人工 透析か腎臓移植となってしまいます。失われた腎機能を機器によって肩代わりさせる人工透析、あるいは組織ごと取り替えてしまう腎移植となるわけです。この人工透析患者が日本では毎年1万人以上増え続け、2007年のデータでは約27万5000人と激増しています。しかも人工透析を始めた患者は一生続けなければならず、大きな負担を負いながら生活することになるのです。

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■原疾患は糖尿病性腎症が第一位
人工透析に至る原疾患は以前は慢性糸球体腎炎が多かったのですが、現在は糖尿病性腎症が40%以上に増加して第1位です。糖尿病性腎症は予後が悪く、10年後の生存率も慢性糸球体腎炎が50%強なのに対して、糖尿病は20%強です。
糖尿病は今や国民病、予備軍も含め2000万人とも言われています。高血糖(糖尿病)をはじめ、高血圧、高脂血症、動脈硬化、肥満など腎臓に悪影響を及ぼす疾患は増加の一途です。その意味で今後益々腎臓病が増加して行く条件が私たち自身、そして身の回りに溢れているということです。
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■健康医学の腎臓対策−黒酢足湯 冷えが腎機能と免疫力を低下させる
五臓の色体表(健康アドバイス頁 参照)で冬に「腎臓・膀胱」を傷める原因になるという「冷え」。まず身体が冷えると血液循環が悪くなります。血液によって細胞に届けられるはずの酸素や栄養が充分に全身に行き渡らなくなり、同時に血液によって回収され、排泄に回されるべき老廃物や疲労物質も体内に溜まります。
酸素と栄養が不足し、しかも体内環境が悪化するわけですから、エネルギー代謝が滞り、生命力が低下してしまいます。また冷えによって、免役の中心である白血球の活動も低下し病気にかかり易く、しかも治りにくくなります。まさに冷えは万病の元。腎臓対策の上からも、これからの季節は身体に負担を掛けずに身体を温めることが特に重要です。そこでお勧めしたいのが黒酢足湯。
腎臓に対する「冷え」のリスクを軽減し、免疫力を高める働きがあります。黒酢足湯の効果ややり方など詳しい情報は、本サイトの「美容情報を読む」の中の「黒酢足湯を試してみる」で解説していますので、ご参照下さい。 ここをクリック |
■健康医学の腎臓対策ー黒酢の飲用 血液サラサラ、腎臓病のリスクを減らす
生活習慣病の危険要因である高血圧、高血糖、高脂血症、動脈硬化が腎臓病の原因になることをお話してまいりました。一方黒酢にはエネルギー代謝を促進して血液をサラサラにする働きがあり、生活習慣病のリスクを減らすことは数々の研究の中でも確認されています。メタボリックシンドロームに対する黒酢の効果は、本「黒酢歳時記」のバックナンバー10月号の特集「黒酢でメタボ対策」で解説していますので、是非参考にしてください。 ここをクリック
またミネラル補給食品「ミネラルゲン」を黒酢と共にの摂取することも効果的です。ミネラルゲンはカルシウムとマグネシウムが理想的な2:1の比率で高単位に含まれています。マグネシウムはエネルギー代謝に関わる酵素や補酵素を活性化し、代謝を促進させる働きがあります。 ここをクリック
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■黒酢が初期のネフローゼを抑制する
腎臓病のリスクを減らす黒酢の血液サラサラ効果とは別に、ここでは昭和大学医学部の中山貞男先生(現 昭和大学保健医療学部教授)との共同研究「大麦黒酢の初期ネフローゼの抑制効果」をご紹介します。それは大麦黒酢の高脂血症に対する効果をテーマにした研究の中で、同時に黒酢が初期のネフローゼも抑制する働きがあることが確認された研究です。実験方法はラットにドキソルビシンという強い薬物を 投与して、その副作用で高脂血症とネフローゼを発症させたモデルを作ります。
ネフローゼは尿に大量の蛋白が出る腎臓障害ですが、そのラットに薬物投与と同時に水、白酢、玄米黒酢、大麦黒酢を投与し、尿中蛋白量を測定しています。その結果黒酢全体に抑制効果があるのですが、特に大麦黒酢に初期のネフローゼを抑制する働きが顕著でした。日頃の黒酢の習慣的な飲用は腎臓病を予防したり、初期の腎臓疾患を改善する効果があるということを充分に期待させる結果でした。
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■健康医学の腎臓対策ーアミノ酸エキス 食事療法の蛋白制限を補う
腎臓病の食事療法は厳しく、・蛋白質の摂取制限 ・エネルギー(カロリー)を蛋白質以外で確保 ・食塩摂取の制限 ・カリウムの摂取制限が主な柱になります。蛋白質は代謝産物として尿素窒素、尿酸、クレアチニンが老廃物として出てくるため、それを濾過するために腎臓に負担がかかります。そこで蛋白質を 制限して腎臓の負担を軽くするのですが、闇雲に蛋白質を制限すればいいというものでもありません。
生命を維持するための新陳代謝に関わる蛋白質を合成する20種類のアミノ酸を必要最低限、無駄なく確保する必要があります。その点RVE21やアマンαなどの健康医学のアミノ酸エキス製品は必須アミノ酸をはじめ、20種類のアミノ酸を高単位にバランスよく含んでいるため、腎臓に負担を少なく、効率よくアミノ酸を補うことができるのです。
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■生活習慣病予防に健康医学の実践をお勧めします
長々とご説明してまいりましたが、黒酢やアミノ酸の栄養補給、身体に負担を掛けずに温める黒酢足湯、全身の血液循環を改善するバンキー・・・。
生活習慣病予防、皆様の健康作りのためにこれらを効果的に組合せて、健康医学を実践をされることをお勧めします。 |
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